本日はこのテーマ。
なんとなくNetflixに入ったはいいものの、結局韓国ドラマとアニメ以外見てない、という人は多いのではないだろうか。
だが、これはかなりもったいない。
仮に上記の目的だけなのであれば、Huluやアマプラでも十分に賄えるだろうし、そっちの方がコスパも良い。
Netflixが突出しているのは、他のサービスにはないオリジナルドラマ(ドキュメンタリーも)を多数擁していることであり、折角入っているのであれば、それらを楽しんだほうが良い。
ということで、今回は私が好きな海外ドラマを3本オススメしたい。
ナルコス
https://www.netflix.com/watch/80025313?trackId=255824129
これは有名作品なので、知っている人も多いだろう。
主人公はコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバル。
本作では、パブロとその一味(メデジン・カルテル)と彼と敵対する勢力(カリ・カルテル、コロンビア政府・軍・米国DEA)との戦いを描く。
シーズン3まであるが、オススメはシーズン1〜2。
そこではパブロの全盛期から、彼が他の勢力に徐々に追い込まれていく様が克明に描かれており、毎回手に汗握る展開が見られる。
パブロはとてつもない「悪党」な訳だが、スラムの子どもたちにとっては「英雄」でもある。
その漢としての生き様には、どこか感じるものがあるのは確かだ。
マインドハンター
https://www.netflix.com/watch/80114856?trackId=255824129
FBI行動科学班誕生の軌跡。
70年代に入ってから増加した他人を痛めつけるだけの理解不能な殺人者達。
「彼ら」を理解し、同種の犯罪を抑止するためには心理学、ひいては「彼ら」への聞き取りによるプロファイリングが不可欠であると考え行動する2人の捜査官達。
本作ではそんな捜査官達の地道な取り組みと、やがてそれが身を結んでいくまでの一部始終が描かれている。
全編通して静かな作品だが、鬼才デビッド・フィンチャーの手になる作品らしく、捜査官が「対象」(殺人者達)の「内」に入っていこうとする際の得も言われぬ緊張感など、深遠な恐怖の演出が実に見事だ。
実在する殺人者に似せた俳優の演技も実に見事で、特にエド・ケンパーのそれは凄い。
マンハント
https://www.netflix.com/watch/80176879?trackId=14277281
全米を震撼させたユナボマー:セオドア・カジンスキー。
本作は、1978年のノースウェスタン大学で起こった事件から、彼が捕らえられ、終身刑を受けるまでの一部始終を描く。
並外れた頭脳を持ちながら、壊れた倫理観と狂った妄想に取り憑かれた数学者と、彼を追い詰めるべくあらゆる手段を駆使するFBI捜査官。
プロットだけ聞けば、そこら中に転がっているサスペンス映画のようだが、これは実際にあった話。
だからこその呆気なさや、悪の陳腐さがよく描かれている。
「内」に「内」似と入っていくことで、人は隘路に嵌ってしまうのだろうか。
まとめ
上記作品の内、興味が出たものがあれば、是非ともNetflixに入会して見てみてほしい。
以上。