雑記

魂の歌い手「浜田省吾」

ブログを初めて早4ヶ月。

改めてここまで書いてきた記事を見返してみて、何故これを書いていないんだと思うことがある。

表題の件も正にその一つ。

浜田省吾。

筆者は今年33になるが、同年代でこの歌い手を知っている人はどれだけいるだろうか。

おそらくだが、本人がマスメディアへの露出を嫌がることもあり、30代でもその知名度は数%程度なのではないだろうか。

ましてや10代・20代となれば、知っている人は殆どいないだろう。

実に勿体ない。。

この人の歌は本当に魂に響く。

これは私の勝手な想像だが、あいみょんの歌が好きな人ならきっとハマると思う。*
*彼女自身が多大な影響を受けていると話しているし、浜省を聞いたことがある人ならその影響を受けていることは一聴して分かる。

https://news.j-wave.co.jp/2022/03/post-9231.html

どんな歌手か

例によって一言での説明は難しいが、

私は「歌に全てを託す人」だと思う。

地上波には殆ど出演せず、地道なライブとCD発売でファンを増やし、

強い思いを内に秘めていながら、

それは楽曲に全て昇華させる。

「魂の歌い手」、正にこれである。

ちなみに詳しいプロフィールはオフィシャルサイトにあるので、興味のある人はそちらを参照されたい。

https://shogo.r-s.co.jp/profile

ちなみに余り興味がないかもしれないが、筆者が浜省を知ったのは「めちゃイケ」で岡村が自身の恋愛スキャンダルをメンバーに謝罪するという回(確か主題は「謝罪という名のもとに」だったはず。)で、浜省の代表曲である「悲しみは雪のように」を聞いたときで、そのときからファンだ。

おすすめの曲3選

青空のゆくえ

公式のMVがないのでこの曲が収録されたアルバムを掲載。

この曲はなかなか説明するのが難しい曲だが、複雑な恋愛関係にある熟年の男女の心情を歌う歌と考えれば良いだろうか。

曲調はバラードで、夕方あたりに海岸線沿いでドライブする時に聞くのがピッタリな印象。

例によって歌詞が良い。

もう 夢見てたような未来が来るとは思えない

悲しいけれど

そっと時計の針を 二人出逢った夜に

止めてしまおう 永遠の一秒前に

https://www.uta-net.com/song/48987/

永遠の一秒前」、あまりにも感慨深い歌詞だ。

光と影の季節

今回選んだ3曲の中では一番「明るい」曲。

放浪の末愛する人の元へ戻ってきた男の心情を歌い上げた名曲。

非常にテンポが良い曲で、体言止めを多用する歌詞も聴いてて心地良い。

どこかがズン!と来るわけではないが、浜省って湿っぽいバラードだけなんでしょ、と思っているような人には是非聞いてみてほしい。

きっとハマるはず。

悲しみは雪のように

これはもう言わずもがなだろう。

私が彼に興味を持ったのもこの曲だし、フジテレビ系ドラマ「愛という名のもとに」の主題歌として彼の知名度を著しく高めたのもこの曲だ。

私がこの曲の中で一番好きなのは2番の歌詞。

君は怒りの中で

子供の頃を生きてきたね

でも時には 誰かを

許すことも 覚えて欲しい

泣いてもいい

恥じることなく

俺も独り泣いたよ

https://nana-music.com/songs/36879

相手への深い思いやりと自分の弱さを曝け出す強さ。

実に良い。

まとめ

キャプテンの項でも書いたが、「古い」とか「世代じゃない」とか(ほぼ同義か)、本質的でない理由で物事を取捨選択するのは良いこととは思えない。

とはいえ、情報過多のこの時代、わざわざ良い曲を探すためにyoutubeを回遊するのも現実的でない。

なので、できるだけアンテナを広く張って、カラオケに行ったときに隣の部屋から漏れてくる歌声とか、たまたまヒットしたブログでのオススメなんかをきっかけに、少しでも興味があれば新しい扉の世界を開いたりするのが丁度いいのではないだろうか。(後は好きな歌手が影響を受けた人とか笑)

以上。

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