柔術

スパーのときに思うこと

最近、道場でのスパーについてモヤモヤすることがある。

それはとある白帯の人のことだ。

その人は、元々キックか総合をやっていた人らしく、年は40代後半くらいだろうか、歴としては1年半ほどで、動きは中々良い。

だが、この人は性格的にシャイなのか、その日教わったテクニックの復習もあまり積極的でなく、基本的に声をかけられるまで待っているタイプだ。

ただ、悪い人ではないので、組み合えば中々良い練習にもなるし、体の使い方は上手いので参考になるところもある。

だが、スパーのときの振る舞いに関しては、正直あまり褒められたものではないかな、と思う。

どういうことか。

私の通う道場は、怪我を防ぐという目的も有り、基本的に白帯同士のスパーは制限される。
(ある程度の経験がある場合は良い。)

したがって、道場内に色帯が少なく白帯が多い日は、必然的にスパーの回数が減る。

なので、色帯の人が「空く」までは、打ち込み若しくはスパーの観戦となるわけだ。

だが、この人はそういう場合、打ち込みも観戦もせずに早々に帰ってしまう。

勿論、部活ではないので、入退室は自由である。

ただ、同じ道場に通う者同士なのだから、例えばアドバイスをするだとか、練習後に雑談するだとか、何かしらのコミュニケーションは取ったほうが良いのではないかと私は思ってしまう。

「俺はこいつらとは違う」みたいな態度を取るのは自由だが、そういう姿勢だと、誰からもアドバイスをもらえなくなるし、やがて昇帯しても誰も話(アドバイス)を聞いてくれなくなるのではないか。
(少なくとも私は聞かない。)

余計なお世話だとは思っている。

だが、道場だって「社会」であり、そこでの振る舞いはやが自分に返ってくるものだと私は思う。
(例えば試合で誰もセコンドについてくれないとかね。)

以上。

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