序論
YouTubeチャンネルのススメ。
本日は、前回おろちんゆーの紹介の際にチラっと話題に出した生き物系(?)youtuber、ホモサピを紹介したい。
https://www.youtube.com/channel/UCd0hscDvJvzRbo8Rk7JPQMA/about
彼のチャンネルも、概要欄にある通り「生き物をとって食べる」であり、それこそ海・川・溝(!)・森・林・公園(!)と何処にでも趣き、魚・草・虫(!)と何でも採って調理して食べる。
そういう意味ではおろちんゆーとの違いはあまり無いが、何でも食べる度合いはホモサピ氏の方が高いと思うのと、彼のほうがキャラクターに癖がないので、よりライトなところがその特徴と言えるかもしれない。(後は彼の方がより調理をしているという感覚もある。)
また、彼の活躍は彼の書籍にもまとめられており、興味を持たれた方は一度手にとってみていただきたい。(非常に読みやすく、2時間もあれば十分読み終えられる量だ。)
本論
さて、ここからは例によって、彼の動画の内、私が好きなものを何本か紹介する。
毒あるけどこのクモ美味しい!【セアカゴケグモ】
1本目はやはりこれ。
タイトル・サムネからして余りの衝撃。なんせ、あの猛毒のセアカゴケグモを食べるというのだ。*
*動画を見るまでは知らなかったのだが、今やこの蜘蛛は、42都道府県で見られるほど生息域を広げているとのこと。
この動画では、セアカゴケグモがいるという公園に赴いたホモサピ氏が、ベンチや檻に住まう彼らを採集し、生で食した後(!)、最終的に素揚げにしていただく、という内容になっている。
しかも驚きなのは、素揚げを食したホモサピ氏が、この蜘蛛の旨味がとても強く、茶碗いっぱいにして食べたいとまで評価した点。
じゃあ俺も、とは当然ならないが、命知らずの挑戦者だけが味わえるグルメだと言えるのではないだろうか。
ドブのサメでフカヒレを作ってみた
2本目はこれ。
一般的なゲテモノ食ではないかもしれないが、フカヒレを作るまでの彼の努力が凄まじく、素直に関心したので取り上げた。
動画の概要としては、近場の海(汚い&沿岸)に来たホモサピ氏が、食用としては出回らないドチザメを釣り上げ、その身を刺し身、フライで食した後、一晩かけてフカヒレを作り、食す、という内容だ。
サメを釣って食べる、というところがすでに衝撃なのだが、サメの身体的特徴を抑えた上での手際の良さ、フードドライヤーを用いてまでフカヒレを作ろうとする彼の執念には只々脱帽する。
しかも、これまた美味そうなのだ。
これだったら私でもイケそうだが、残念ながら怠惰な性格ゆえかこの味を体験することはないだろう。
中トロの味がする虫で寿司作ってみた
最後はこれ。
昆虫食の王様と言われるカミキリムシの幼虫。
取り上げたのは、皆「トロみたいだ」とは言うが、実際にトロとして寿司にして食うというところまで行ったのはホモサピが初めてだと思い、敬意を表して。
内容は、朽木に住まうカミキリムシの幼虫を採集しにいき、火で炙った上で寿司にして、わさび醤油で食す、といったそのままのものだが、映像のインパクト、そして彼の実行力には舌を巻く。
完全に閲覧注意な内容だが、この手の動画がイケるタイプの人にはぜひ観てほしい一本だ。
結論
世の中には、一般社会の会社員としては評価されなくとも凄い人がいくらでもいる。
ホモサピ氏は素直にそう思える人の一人だ。
以上。